アリババ(阿里巴巴)集団は27日に今年第3四半期(7-9月)の営業成績を発表した。そのうちの財務報告によると、同期の営業収入は221億7100万元(1元は約19.0円)に上り、前年同期比32%増加した。米国会計基準以外の基準で計算すると利益は92億5200万元に上り、同36%増加となった。「京華時報」が伝えた。
同財務報告によると、アリババプラットフォームの総流通総額(GMV)は7130億元で同28%増加した。9月30日現在、アリババが保有する現金および現金同等物は1056億9100万元に上り、同期の運営によって発生したキャッシュフローは136億2400万元に達した。アリババが投資を継続して6年になる阿里雲(アリクラウド)は、第2四半期(4-6月)の急速成長の上にさらに成長を加速させ、第3四半期の増加率は128%に達し、今や中国トップのクラウドコンピューティングブランドだ。
最近、アリババは優酷土豆の理事会に拘束力のない買収のオファーを提出し、一月あたり5億人に上る利用ユーザー(アクティブユーザー)を抱える優酷土豆の買収を提起した。この協力が実現すれば、アリババと優酷土豆がこれまで行ってきた協力がさらに強化され、アリババのデータが原動力となった通信販売・メディア・広告プラットフォームと優酷土豆のトップクラスのデジタル動画事業とが結びつくことになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年10月28日