日本の都市では現在、ひとつの住居を複数人で借りることができる「シェアハウス」が急増している。シェアハウスは、同じ趣味や目標を持った人が共同で借りることを言う。広州日報が報じた。
若者の経済負担を軽減
日本の賃貸住宅は、敷金や保証人が必要であるため、ハードルが高い。しかし、シェアハウスなら、マンスリーマンションのように、1カ月分の家賃を払うだけで入居できる。
1人当たりの料金が安いシェアハウスは、台所や浴室、リビングなどを共有し、各住人の個室をプライベート空間とするのが特徴。東京原宿には2012年に、築48年の企業独身寮をリノベーションし、オフィス・アパートメントの機能が一つになった複合施設「THE SHARE」が誕生。現在は、20-30代の多くの若者が入居待ちの状態になるほどの人気物件になっている。
シェアハウスが急増中
日本の不動産関係当局の報告によると、シェアハウスは2000年に登場し、15年経った今、家賃の高い東京などで流行している。昨年の時点で、東京にはシェアハウスが2000カ所以上ある。