中国人の初婚年齢はもはや、男女とも25歳前後に達し、第一子をもうける年齢は26歳を上回るようになった。このような新たな状況に対応するため、国家政策として、「晩婚晩育」の奨励を取りやめることとした。この理由は、妊産婦の年齢が高すぎると、母親と赤ん坊の安全、保健、高齢産婦の身体的健康などに不利な状況が生まれることによる。まとめると、新法では、政策にもとづいた出産・育児を国民に奨励することは従来と変わらないが、晩婚晩育の面では、特に奨励や制限をもうけず、避妊や出産コントロールの措置を講じることについては各家庭の意志と選択に任せ、各家庭が自主的に出産育児計画を持つようリードする方針だ。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年12月28日