過ぎ去ったばかりの2015年、アップル社は依然として素晴らしい業績を収めたが、年末の株価は年初から約5%安となった。同社の年末の株価が年初から下がるのは、2008年以来で初となる。京華時報が伝えた。
2015年12月31日、アップルの株価は105.26ドルで取引を終え、年初から4.64%安となった。4月につけた年内最高値の134.54ドルからは21.76%の下落。アップルの年末の株価が年初から下がるのは、2008年以来で初めて。ちなみに2008年当時、アップルの株価は52%下落した。2015年にアップルの株価が4.64%下落したということは、同社の時価総額が570億ドル減少し、6千億ドルを切った計算になる。
しかし、分析機関のアップルへの信頼に影響は及んでいない。投資会社49社のうち、41社がアップル株にポジティブな評価を下しており、アナリストの打ち出したアップルの目標株価の平均は145ドルに達している。すなわち、現在の株価から約40%は上昇する余地があるということだ。
ゴールドマン・サックス社は報告書の中で、今後1年間でアップルの株価は43%上昇すると予測、目標株価を163ドルとしている。同社はまた、iPhone販売台数は今後2年間で40%増加し、2億台に達すると予想している。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年1月4日