中国外交部(外務省)の洪磊報道官は12日の定例記者会見で、パキスタン、アフガニスタン、中国、米国による協議の成果を積極的に評価し、アフガニスタンの和解プロセスの推進に建設的役割を果たしたい考えを表明した。
【記者】アフガニスタン問題に関するパキスタン、アフガニスタン、中国、米国による初の協議は昨日共同声明を発表し、アフガニスタン政府とタリバン組織代表との直接対話を推進すると強調した。中国側は初協議の成果をどう評価するか。
【洪磊報道官】中国側は今回の協議の成果を積極的に評価する。4カ国調整グループの初協議で、4カ国は昨年のアフガニスタン問題イスタンブール・プロセス第5回外相会議での各国の共通認識を実行に移し、「アフガニスタン人主導で、アフガニスタン人のもの」の和解プロセスの推進に尽力することで合意し、アフガニスタン政府とタリバンの直接対話を迅速に再開し、アフガニスタンおよび地域の長期的な安定・平和を実現すべきとの考えを強調した。
中国側はアフガニスタンの主権と各国の意向の尊重を前提に、各国と共に、この展望の実現のために環境を整え、便宜を提供する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月13日