黒竜江省穆棱林業局は21日、省内の東北紅豆杉自然保護区に同局が設置した3台の遠赤外線ビデオカメラによって、初めて野生東北トラ(シベリアトラ)が捕食する様子を撮影することに成功したと発表した。中国新聞網が報じた。
2015年12月19日、穆棱林業局和平営林場施業区内で、東北トラがイノシシを捕食している現場が発見された。追跡、実測、獲物検測などの情報を分析した結果、専門家は、これは年齢2.5歳から3歳の雄で、巡視管轄内に棲息する野生の東北トラであると認定した。
モニタリングの精度を上げるため、保護区の職員は、すぐさま最適と思われる地点に3大の赤外線ビデオカメラを設置した。今月17日、「和平営林場で非常に新しい東北トラの足跡が見つかった」との情報が保護区に入った。あの東北トラがまた戻ってきたに違いなかった。