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「文化中国新春博覧会」、日本・大阪で開幕

人民網日本語版 2016年01月25日10:17

「中国シルクロード観光年2016」の一環となる活動「文化中国新春博覧会」が21日、大阪で落成したばかりの「アジア太平洋芸術研究交流センター」で開幕した。新華網が伝えた。

開幕式では、中国国家観光局東京駐在事務所の羅玉泉首席代表が式辞を述べ、「大阪でこのたび新春博覧会が開かれるのは、シルクロード沿いの豊かで多彩な自然や文化を通じて、より多くの日本の人々に中国の歴史や文化、芸術を知ってもらい、中日両国間の交流をより一層促進するねらいがある」と語った。

当日落成した「アジア太平洋芸術研究交流センター」は、日本在住の書画芸術家の何成鋼氏によって設立された。鑑真文化交流協会の副会長を務める何氏は、長期にわたって中日文化交流の促進に尽力してきた。しばらく前には、中国国務院僑務(華僑事務)弁公室が派遣した海外芸術家代表団の一員として中国に帰国し、古代シルクロードの重要都市であった敦煌などの地を訪れ、中国にすばらしい芸術の宝があることをしみじみと感じたという。日本に帰った後、この交流センターを設立することを思いついた。

何氏によると、アジア太平洋芸術研究交流センター設立のねらいは、中国文化の海外進出・国内導入戦略に貢献することにある。

今回の博覧会では、シルクロードの写真や中国の著名芸術家による書画や印鑑が展示され、李可染画院の李庚院長や嶺南画院の葉向明院長の作品も展示されている。関西地方に住む著名な華人書画芸術家による制作実演や、著名な二胡演奏家の張連生氏による「賽馬」など二胡の名曲の演奏も行われ、会場は、濃厚な文化の香りと新春のめでたいムードに満たされた。(編集MA)

「人民網日本語版」2016年1月25日

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