特色豊かな「観光年」関連イベントが目白押し
「中国・米国観光年」の主要イベントには、「千人の米国人観光客による長城観光」「米国での海上シルクロード観光PR活動」「中米観光寧夏トップ・フォーラム」「中国人観光客5千人の訪米旅行」などの大型交流行事が目白押しで、閉幕式は年末に米国で開催される予定。このほか、中国各地の多くの省(自治区・直轄市)でも、バラエティに富んだ交流イベントが開かれる。たとえば、河北省は、米国に観光PRセンターを設け、「観光PRウィーク」を開催する。山西省は、「千人米国人中高生による山西訪問・交流」などのイベントを展開する。上海市は、全米旅行作家協会のメンバーを現地視察に招くほか、ニューヨーク市と「観光パートナ都市」に関する覚書を取り交わした。
ブランドUSAのCMO(チーフ・マーケティング・オフィサー)を務めるデイビド・ウィタカー氏は、取材に対し、次の通り語った。
中国は、訪米外国人観光客源国として成長スピードが最も速い国で、増加率は年間20%を上回る。統計データによると、米国を訪れた中国人観光客は、2013年が延べ180万人、2014年が延べ218万8千人、2015年には延べ256万人に達した。北京・上海・広州・成都・武漢・南京・長沙など中国の各地と米ニューヨーク・ダラス・ボストン・シアトル・サンホセ・ワシントン・グアム島・サイパンなどの地は、直航便で結ばれており、便数も増加傾向にある。今年米国を訪れる中国人観光客が延べ300万人に達するよう、大いに期待している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年3月1日