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全人代代表、「部長通路」で民衆の関心事に答える

人民網日本語版 2016年03月04日16:42

「部長通路」で袁貴仁教育部長を取材する人民日報記者の蘇芸さん(左1)。(撮影:人民日報記者・劉龍)

 「黄部長こんにちは!一言お願いします!」3月3日午後、首都北京の中心部にある人民大会堂北大ホールの万人大会堂に通じる赤い絨毯で、中央紀律委員会副書記、監察部(省)の黄樹賢部長を正面から迎えると、他の大勢の記者も大挙して黄部長を囲った。人民日報が伝えた。

 この数十メートルの赤い絨毯は「部長通路」と呼ばれる。部長(大臣)クラスの人物が会場に入場する際に「避けては通れない道」となっているためで、必然的に両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)記者が毎年ここで部長を「包囲」し、報道合戦を繰り広げる。今年は「部長通路」は例年よりもさらに開放的で、報道素材もより多くなるとメディアの間で広まっていた。

 「来た来た!」目の利く記者がさっそく黄部長を見つけた。推し出された人民日報記者が「部長ブロックガール」に、もう一人の記者が「部長ブロックボーイ」に変身、会場の記者を代表して部長を迎えることとなった。黄部長は、「党風廉政建設(清廉な政治を行う党風樹立)と反腐敗に関して一言話そう」と切り出し、「2016年もその決意は揺るぐことも、力を抜くことも、基準を変えることもない」と述べた。


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