交通銀行のスマートロボット「嬌嬌」
ロボットの知能水準が向上し、使いやすさやスマート性が高まり、担当できる仕事の範囲が広がり続けている。囲碁はロボットには超越できない、人類の知恵の堅固な砦とされてきたが、囲碁プログラム「AlphaGo」は3月9日、韓国の有名棋士である李世石氏との対局で勝利を収めた。この流れが続けば、ロボットはすべての分野で人間の「食い扶持」を奪ってしまえそうだ。しかしこれは本当だろうか、ロボットに奪えない仕事はあるだろうか?光明日報が伝えた。(文:国務院機関事務管理局・陳慶修)
◆プログラム化された作業は得意
団地内の清掃、レストランの店員、大型イベントでの集団ダンス、病院での医療診断など、ロボットは全面的に人々の日常生活と仕事に進出したかに見える。詳細に分析すれば、ロボットの「得意な仕事」には法則があることが分かる。これは主に、プログラム化された仕事と、知能を用いる仕事となっている。
プログラム化された仕事は、ロボットがこれまで得意としてきた仕事だ。プログラミングにより、ロボットは生産ライン上の一定の作業を担当できる。カッティング、溶接、取り付け、塗装、包装、運搬など、作業員よりも丁寧かつ正確に行うことができる。