2016年1月28日  
 

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ロボットの「感情」、どのようにして生まれるのか?

人民網日本語版 2016年01月28日09:36

ソフトバンクが開発した世界初の人と交流できる感情認識ロボット「ペッパー」が、先ほどネット上で販売された。価格は19万8000円で、初回販売分の1000台はわずか1分で完売した。人と同じく感情を持ったロボットは、人々から好評を博している。人民日報が伝えた。

感情とは、外界の刺激に対する肯定的もしくは否定的な心理的反応を指す。例えば喜び、怒り、悲しみ、恐れなどだ。一般的には、人の感情は指標により数値化しにくいが、感情認識ロボットは異なる。冷たい山のような部品を組み立てると、目に見えない手にすることもできない感情を、ロボットが理解し表現できるデータに変えることができる。ロボットの感情は、こうして生まれる。

米マサチューセッツ工科大学のロザリンド・ピカード教授は1990年代に、「感情計算」という概念を提唱した。この概念はまず生理学を利用し、人の心拍数、脈拍数、脳波といった心理に関するデータを測定し、これに基づき人の感情の状態を計算する。さらに心理学を利用し、各種センサにより環境情報をキャッチ・処理し、ロボットが置かれている感情の状態を計算する。


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