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瀋陽市、世界クラスのロボット産業拠点を建設へ

人民網日本語版 2016年03月07日10:49

全国的に重要な設備製造業拠点である瀋陽市は、中国で最も重要な産業用ロボット生産拠点だ。瀋陽市政府はこのほど、ロボット産業を奨励・助成する一連の政策を打ち出した。民間資本を導入し、ロボット製造拠点、技術革新・研究開発、メイカー向けサービス、公共試験センターなどの場を設立し、世界クラスのロボット産業拠点の建設を目指す。人民日報が伝えた。

中国ロボット産業連盟が発表したデータによると、中国は2013年より2年連続で世界最大のロボット消費市場になり、ロボット使用量は世界の販売台数の約4分の1を占めている。しかし中国の産業用ロボット密度は依然として低い。韓国はこの比率が世界最高の国で、労働者1万人当たり437台を使用している。中国は35台のみで、世界平均水準を大きく下回るため、大きな潜在力を秘めている。中国は2017年に、産業用ロボットの使用台数が最多の国の一つになる見通しだ。

瀋陽市はロボット産業とスマート設備産業を先導産業・支柱産業とし、優先的に発展させると発表した。瀋陽市は遼寧省、中国科学院瀋陽分院と協力し、ロボット協力・革新センターを設立した。ロボット産業連盟を設立し、政府系促進機構を設立する。東北大学と新松公司と協力し、ロボット学院を設立し、ロボット産業の高級人材を育成する。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年3月7日

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