中国国家統計局が12日に発表したデータによると、今年1~2月の全国固定資産投資(農家含まず)は3兆8008億元(1元は約17.5円)で、前年同期比10.2%増加した。増加率は前年(通年)比0.2ポイント増、昨年第4四半期比で0.7ポイント増となり、昨年以来投資の増加率が縮小し続けていた状況に歯止めがかかり、幸先の良いスタートを切った。人民日報が伝えた。
1~2月の製造業投資の増加率は前年(通年)比で0.6ポイント下落したが、投資構造は引き続き改善している。設備製造業投資、消費財製造業投資の増加率はいずれも拡大した一方で、高エネルギー消費製造業投資はマイナス成長となった。
消費市場の見どころも多かった。消費財市場は引き続き安定した比較的速い成長を保ち、飲食業の収入は安定の中で増加し、一部の消費アップグレード系・文化系商品は売り上げが好調で、不動産関連の一部の商品は伸び率が拡大した。(編集SN)
「人民網日本語版」2016年3月13日