外交部(外務省)の陸慷報道官は18日に行われた定例記者会見で、「中国は釣魚島(日本名・尖閣諸島)及びその付属島嶼に対して固有の主権を有している。日本は正確な歴史観で若い世代を教育すべきだ」と述べた。
記者から、「日本の文部科学省は18日、高校教科書の検定結果を発表し、その中で釣魚島が日本の固有の領土であると認定した。中国はこれをどのようにみるか」との質問が上がった。
陸報道官は、「中国は釣魚島とその付属島嶼に対して固有の主権を有している、この点は争いようのないことだ。中国の立場ははっきりしており、一貫している」と述べた。
また陸報道官は、「日本の教科書問題は、その本質は日本が過去における侵略の歴史を正確に認識し対処できるかというところにある。中国は日本が歴史を直視し、正確な歴史観で若い世代を教育し、実際の行動でアジアの隣国と国際社会の信頼を獲得すべきであると一貫して主張してきた」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年3月19日