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中米核安保協力に進展、小型中性子源炉が低濃縮化を完了

人民網日本語版 2016年03月28日11:26

国家国防科技工業局が発表した情報によると、中国初の小型中性子源炉が低濃縮化を終え、フル出力の稼働に初成功した。人民日報海外版が伝えた。

国家国防科技工業局局長、国家原子力機関主任の許達哲氏は、「小型中性子源炉の改造は、高濃縮ウランの漏洩のリスクを引き下げ、核安全保障水準を高める効果的な措置であり、中国・米国の核安保協力の重要な内容でもある。国家原子能機構は自発的・実務的の原則に従い、他国と低濃縮改造技術の経験を共有し、類似する改造プロジェクトを展開し、世界の核安全保障水準を全面的に高めていく」と話した。

国家原子力機関は2011年、中国原子能科学研究院と米エネルギー省アルゴンヌ国立研究所による、低濃縮化の共同実施を許可した。改造後の小型中性子炉は安全性が高く、一度の燃料棒挿入で30年間稼働できる。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年3月28日

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