• 中国共产党成立95周年纪念
2016年7月6日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

松岡環さん「平和の花」を描く日本人 (2)

人民網日本語版 2016年03月29日15:09

南京大虐殺の生存者である岑洪桂さん、伍秀英さんと言葉を交わす松岡環さん

「今も存命している生存者はもう何人もいない。だから訪問するスピードを上げていかないと、彼らが亡くなってしまったら、何も無くなってしまう」とペイントイベントに向かう道すがら松岡さんはこう繰り返した。彼女が接触したことが無かった生存者の伍秀英さんもペイントイベントに参加することを知ると、松岡さんは異常なほど興奮して「伍秀英さん?伍秀英さんにはまだ会ったことが無い。是非会わなければ!」と言った。

松岡さんは記念館の彫塑広場に到着すると、生存者の岑洪桂さんと伍秀英さんはすでに到着していた。松岡さんが到着すると岑さんはすぐに前に進み出て、二人は手を握り締めあい、挨拶を交わした。

「以前からある日本人女性が私たちのために声を上げてくれていると聞いたことがある」と初対面にもかかわらず、まるで古くからの知り合いのような表情を見せて伍さんは語った。「どこに住んでいるの?会いに行きたい」という松岡さんが言い終わるないなや、伍さんは自分の住所を告げ、どの路線のバスに乗ったらたどり着くかなどの情報を残らず松岡さんに伝えた。松岡さんは聞きながらうなずき、「数日したら会いに行く」と伍さんに答えた。


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント

秋月 龍一   2016-03-3158.157.98.*
こういう人は礼儀正しい人と言えるだろう。しばしば礼儀正しい日本人、という言葉がでてきるが、それは秩序正しい、と言う意味であり、決して礼儀正しいのではないことが多い。侵略戦争はなかった、という世論が支配する日本に、真の、礼儀正しい人間はほとんどいないだろうと思っている。しかし、交通規則を守り、まじめに仕事をする日本国民のほとんどは、秩序正しいということはできるだろう。