「日本の映画『おくりびと』を見て、納棺師はみんなの前で遺体を拭いたり、死装束に着せかえたりするのに、体のどの部分も見えないので驚いた。まさに神技。でも私もできるようになった。とくに秘訣はなく、とにかく練習するだけ。体重150キロの遺体を洗ったこともあるけど、体をさっとひっくり返し、体の肌が見えないように洗うことができた」と劉さん。
遺体の安置サービス導入
八宝山葬儀所は昨年から、「火葬場」のイメージを変えようと、人間味あるサービスの提供を検討してきた。そして、遺族に合わせた葬儀を行うほか、遺体の洗い・清め、遺体の単独安置サービス、安置サービスなどの導入を始めている。
うち、昨年に設置された「安置ホール」は、遺族が遺体を数日安置しておける場所。その間、遺族は遺体を見て、死者を追想し、互いに慰め合うことができる。これまでに、数百回の利用があったという。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年3月29日