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新課税政策で越境ECはバタバタ 人気は健在 (3)

人民網日本語版 2016年04月12日14:32

新課税政策の規定では、1回の取引限度額は2千元で、限度額内であれば関税率は暫定的に0%とされ、輸入環節増値税(輸入段階の付加価値税)と消費税は法律で定められた納税額の70%を支払えばよい。限度額を超えた場合は全額を支払うことになり、税率は高くなる。ぜいたく品とされる婦人用バッグは一般的に2千元以上するため、多くの店舗が2千元以上のバッグについては店舗側が税金を負担し、消費者はこれまでと同じ価格で購入できるようにし、「消費者を落ち着かせ」ようとしている。また2千元を少し上回る商品は一律に1999元に値下げされている。

中国社会科学院財経戦略研究院税収研究室の張斌室長は、「このたびの越境ECの課税政策の調整は一般の人にはそれほど大きな影響がなく、消費者にそれほど大きな負担を強いることもない。新課税政策の施行後、これまで免税対象だった食品、保健用品、粉ミルク、紙オムツなどへの影響は大きく、買い物コストは上昇することになる。税負担の増加が価格の上にはね返るか、越境EC企業が自ら消化するかは、しばらく様子を見る必要がある」と話す。

価格はバタバタと動いているが、多くの消費者は引き続き海外通販モデルを好むとしており人気は健在だ。なんといっても越境ECの商品の豊富さには強い吸引力があり、税負担が増加しても多くの海外ブランド商品には国内ブランドよりも高い競争力がある。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年4月12日


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