2016年4月12日  
 

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新課税政策で越境ECはバタバタ 人気は健在 (2)

人民網日本語版 2016年04月12日14:32

現在、越境ECプラットフォームの多くが液体ミルクを通常の方法で販売している。関係者は、「ポジティブリスト発表のペースは予想よりもはるかに速く、対応が間に合わない。今後は生鮮食品や液体ミルクなどの商品は以前の一般貿易方式に戻る可能性が高い。輸入業者が輸入し、取次業者が卸し、EC業者が販売するというやり方だ」と話す。

ポジティブリストにはワインやペットフードなどの目新しい商品も含まれる。これからワインを買う時には、越境ECプラットフォームでより多くの候補の中から選べるようになる。

▽値下げもあり値上げもあり

女性向け団体購入サイトの聚美優品では、新課税政策の施行前日にあたる7日の昼頃から、自前の極速免税店で取り扱う商品が値上げされていた。聚美優品によると、「夜に注文した商品は翌日に通関手続きを行い、新課税政策が執行されるため、前倒しで価格を調整した」のだという。

他のECプラットフォームでも商品価格が引き上げられており、総額で約13%の値上げになる。

多くのサイトが「新課税政策で節約」、「輸入税全額返金」などとうたい、税込のスローガンを掲げる。海外通販サイトの網易考拉海淘は「税金節約チケット」を発行し、粉ミルク、ベビーフード、紙オムツなどの商品について購入金額を割り引くサービスをうち出す。チケットがあれば、支払い時に最高で45元(1元は約16.7円)の割引サービスが受けられる。同じく海外通販サイトの天猫国際(Tmallグローバル)は「税金補助」や売り手が税金を負担するやり方をうち出すが、対象は一部ブランドのコスメやスキンケア製品にとどまり、カバー率はそれほど高くない。


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