毎年4月になると、柳やポプラの木から綿毛状の白い種子が散り、アレルギーの人にとっては頭の痛い季節となる。天津医科大学第二病院の耳鼻咽喉科の劉学兵・副科長や皮膚科の江勇・副科長は、「白い種子は鼻や口の中に侵入しやすく、肌のアレルギーやアレルギー性鼻炎を引き起こす可能性がある。また、ぜんそくや気管支炎などを重症化させる可能性もある。それでも、きちんと対策をすれば、それらを効果的に避けることもできる」としている。今晩報が報じた。
空気中に白い種子がたくさん舞っている時は、できるだけポプラの木や柳の木がある所に行かないほうがいい。どうしても外出しなければいけない時は、マスクやメガネ、スカーフなどをしたり、長袖の服を着るようにしたりして、種子が肌に直接触れないようにするといい。帰宅後は、体に付いた種子をきれいに洗い流すといい。外で運動する場合は、早朝や夜、雨の後がいい。家は朝と夜に空気の入れ替えをした後は閉め切っておくのがいい。肌が赤くはれたり、かゆみが出たりしても、かいてはならず、すぐに濡れたタオルで拭いたり、温水で洗ったりしなければならない。それでも症状が改善しない場合は、病院にいったほうがいい。アレルギー性鼻炎の症状が出た場合は、お湯を洗面器に入れ、水蒸気を吸うと、鼻づまりが改善する。お湯にハッカやユーカリのアロマオイルを入れるとさらに高い效果が望める。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年4月15日