オフィスは毎日清掃員が掃除してくれているので、清潔だと思っている人も多いが、その「真相」を知ると、背筋が寒い思いになるだろう。 生命時報が報じた。
1 エレベーターのボタン
米国アリゾナ大学の環境学教授で、細菌学研究者のチャールズ・ガーバ教授によると、公共の場所のうち、病気の原因になる細菌が最も多い場所の一つはエレベーターの各ボタン。1平方センチ当たり細菌が540個で、便器の17倍という。
2 冷蔵庫や電子レンジの取っ手
米国のある最新研究によると、冷蔵庫の取っ手の細菌の数は、トイレの便器の200倍。また、オフィスの冷蔵庫の取っ手の80%には、数十万個から1千万個の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ・ニューモニエなどが付着している。
3 ウォーターサーバー
アリゾナ大学の研究者によると、ウォーターサーバーのスイッチもオフィスで細菌が最も多い場所の一つ。風邪やインフルエンザ、胃腸の病気を引き起こすウイルスが4時間で他の場所にも拡散することが分かった。
4 パソコンのキーボード
ある微生物学研究によると、パソコンのキーボードには、イースト菌やカビ、金黄色ブドウ球菌などが潜み、その数は1平方センチ当たり平均3200個だ。