●恋愛恐怖族、過去に長い恋愛期間:半年は一瞬、3年になるとマラソン
「過去に最も長かった恋愛期間」に関する調査データによると、「恋愛恐怖族」の5割以上は、「恋愛期間が3年以上に及んだ恋愛経験がある」と答えた。「最も長いもので半年」と答えた人は3割だった。半年から3年ごとに恋人を変える恋愛サイクルがある人は、交際を始めて半年以内に「この人とは合わない」と感じた場合、お互いの感情や時間を無駄にしないようにと、恋愛関係を解消するケースが多い。
恋愛期間が3年を過ぎると、恋愛関係は「マラソン」に入る。恋人同士は通常、付き合って3年経った時点で、この恋愛が結婚に発展するかどうかを判断できると考えている。
●恋愛恐怖族の言い訳の常とう句:「独身を楽しむ」「カラ恋愛をしない」が北京・上海の独身の口実トップ
調査から、「恋人がいない状態が3年以上続くと、恋愛恐怖族が新たな恋愛感情を抱くことが難しい」と答えた人は46.6%に上った。しかし、独身者は、さまざまな理由から、恋愛恐怖症という問題を覆い隠している。上海では、独身者の約7割が、「仕事があまりにも忙しい」ことを独身の理由に挙げ、独身恐怖族の常とう文句となり、他都市の独身者が口に出す割合を大いに上回っている。深センに住む独身者の5割以上は、「過去の思い出を手放せない」と答えた。また、北京の独身者の約6割は、「独身生活を楽しんでいる」とう理由で、恋愛恐怖症問題から目を背けており、この割合は他都市を大きく上回った。広州の独身者の多くは、「交友範囲があまりにも狭い」ことを独身の理由としている。
また、恋愛恐怖症という現象のほか、独身者はあまねく、「地道にコツコツと続ける」「一緒に成長する」恋愛関係を望んでいた。このような傾向は、現代においても、中国伝統の恋愛・結婚観をダイレクトに反映しているといえよう。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年5月18日