人々に敦煌の芸術文化をより気軽に理解してもらうため、敦煌研究院が編著した敦煌の文化要素たっぷりの塗り絵ブックシリーズ第1巻「飛天が望むこの盛世」がこのほど出版された。初めての出版となる「一帯一路画敦煌」塗り絵ブックシリーズとして、敦煌芸術の愛好者は家から出なくても敦煌「石窟」に色を塗ることができるようになった。中国新聞網が伝えた。
この塗り絵は飛天をテーマに、代表的な壁画の高解像度写真を収録されているほか、トレーシングペーパー6ページが綴じこまれており、読者は拓本をとるように壁画を模写することができる。また、25パターンの塗り絵は「左右対称のタイムトラベル形式」となっており、ページ左側は千年の歴史を経たまだらになっている壁画の原図で、ページ右側は最新のコンピューター技術を駆使し原図を当時の姿そのままに復元している。