G20開発協力の推進は、中国がG20にもたらす独特な視角だ。中国は最大の開発途上国であり、独特な開発経験を持ち、他の開発途上国と緊密なつながりを維持している。2016年のG20議長国として、中国はリーダーシップを発揮し、持続可能な開発アジェンダのG20による全面的な実行を先導し、世界経済成長の新たな道を探り、国際開発事業に重要な貢献をするべきだ。
今年G20は持続可能な開発のための2030アジェンダを実行する行動計画を策定し、集団的行動と国別行動を取り、自国の実行の取り組みを積極的に推し進めると同時に、他の開発途上国の実行を支援し、的確な行動によって国連を中心とする取り組みに貢献する。アフリカと後発開発途上国の工業化支援について協力イニシアティブを打ち出し、工業化の加速を支援し、貧困削減と持続可能な開発の目標を実現する。気候変動問題を大きく重視し、G20として初めて気候変動問題に関する議長声明を発表し、4月22日またはその後早期にパリ協定に調印し、早期発効を推し進めることを約束する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年5月23日