成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地を見学する観光客
○休暇に「個人カスタムメイド」の時間を提供
国家観光局の張吉林・報道官は、「有給休暇の実施が徹底されていないことから、人々の旅行は、主に法定祝日・休日期間に限られているのが現状だ。このため、道路の渋滞や観光地の混雑が激しくなっている。国家と地方、二層からフレキシブルな休暇制度やオフピーク休暇制度を制定する必要がある。具体的な実施方法は、地方の実情に合わせて決定すればよい」と述べた。
2015年8月、国務院弁公庁は「観光投資や消費を一層促進するための若干の意見」を通達し、有給休暇、オフピーク休暇、「2.5日ミニ休暇」などのコンセプトを初めて打ち出した。同時に、観光消費・ニーズを盛り上げる意図で、有給休暇制度を最適化するよう指示し、オフピーク休暇やフレキシブル休暇を奨励した。