第13回中国国際現代化鉄道技術装備展覧会が20日、北京市で開幕した。会期は3日。長らく噂されていた高速鉄道・地下鉄Wi-Fi技術が、展示会で公開された。北京日報が伝えた。
中車情報公司の職員によると、高速鉄道には現在、速度が上がると電波が届かなくなるという問題がある。高速鉄道のネット接続問題を解消するため、今後2・3・4G、無線LAN技術を結びつけることで、乗客に安定的で高速なネットワークを提供する。分かりやすく言えば、通信衛星と地上基地局の技術を相互補完させることで、列車内でのネット接続を全面的にサポートし、安定的で干渉を受けない、地上と地下を全面的に網羅するネット接続を実現する。職員によると、このWi-Fiの使い方はシンプルで、乗客は地下鉄・高速鉄道の駅に入った後にアプリをダウンロードし、このアプリを通じてネット接続することができる。この技術はすでに大連市などで試行されており、今後3~5年で高速鉄道における全面的なカバーが実現される。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年6月21日
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