「ピアノの詩人」ユンディ・リがパリでソロコンサート (2)

コンサート当日、大ホールは満席となり、東洋のピアニストが演奏する、西洋を代表する曲の独特の魅力を楽しんだ。ユンディ・リの演奏は感情がこもっており、時にはやさしく、時には激しい音色で、ショパンの曲を弾きあげ、観客を魅了した。バラード4曲と、前奏曲24曲を弾き終えると、会場からは鳴りやまぬ拍手が起こり、ユンディ・リは何度もアンコール演奏を行った。