青島聯合通用航空産業発展有限責任公司、中国航空器材集団、エアバス・ヘリコプターズ・グループは北京で13日、青島中独生態園でのH135型ヘリコプター最終組立工場の設立をめぐる枠組み契約を取り交わした。これは、エアバス・ヘリコプターズがヨーロッパ以外の地に建設する初のH135型ヘリコプター最終組立生産ラインとなり、エアバス製ヘリコプターの「青島最終組立」「中国最終組立」が実現する。人民日報海外版が報じた。
○2018年操業開始の計画
契約によると、この最終組立工場は、エアバス・ヘリコプターズのドイツ基準に厳格にのっとり、投資・建設が進められる。2018年に操業開始の予定で、年生産能力は36機。また、最終組立工場が建設される青島西海岸新区は、エアバス・ヘリコプターズにとって中国唯一の軽量ヘリコプター工業共同基地となる。
エアバス・ヘリコプターズのノルベルト・ドゥクロット中国担当総裁は、「エアバス・ヘリコプターズと中国の提携パートナーとのタイアップが順調に進んでいることは、まことに喜ばしい。中国における低空域の開放拡大と民間・公共サービス分野でのヘリコプター利用の持続的な発展に伴い、中国は今後数年間で、世界最大の民用ヘリコプター市場となり、20年後の中国市場では、600機の軽量双発ヘリコプターの需要が見込まれる」と述べた。
○だんだんと現れる産業結集の効果
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