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北京で暮らすバレエ講師・竹田舞子「バレエの喜びを子供たちに」  (2)

J-Ballet Studio講師 竹田舞子

人民網日本語版 2016年06月30日11:09

子供たちを指導する竹田舞子さん

5歳から19年北京で暮らす竹田さんにとって、中国語での交流はまったく苦にならない。「日本でバレエを経験したことがないので、指導する立場になってもむしろ中国語の方が自然に出てくる」ほどで、英国留学もあって英語圏の子供たちに指導することもでき、教室内に日中英3カ国の言語が飛び交う日もある。

竹田さんにとって一番嬉しい瞬間は、注意した点をレッスン中に子供たちが意識していることに気付いた瞬間だ。中国の子供以外は、親が駐在員で折角成長しても数年経てば帰国や他国へ行ってしまうケースも多いが、後日「新しいバレエ教室の先生から舞子先生に直してもらった箇所が褒められたよ」と連絡が来ることがあり、この教室をバレエ上達の一つの通過点として役立ててくれているという嬉しさや教師としての喜びが湧き上がる瞬間だ。

バレエ教室J-Ballet Studio でレッスンに励む子供たち

バレエ歴4年という高子那(ガオ・ズーナー)ちゃんは、「舞子先生は面白くて優しい。教え方が上手でレッスンはとても楽しい」と話す。同じくバレエ歴4年の福原ガブリエル美智子ちゃんは、「何を聞いても、分からないことがあったらすぐに調べて教えてくれる。とてもいい先生だと思う」と語る。レッスン風景や子供たちの言葉からも竹田さんが慕われていることが十分に伝わって来る。

パ・ドゥ・ブレ、アダージオ、ピルエット、ロン・ドゥ・ジャンブ…。バレエには様々な動作があるが、バレエを学ぶ上で、実は一番難しいのが「まっすぐ立つこと」ではないかと竹田さんは考える。「人それぞれ体型も癖も違う。どうお腹を平らにして、どう背筋を伸ばして、どうそれをキープするのか。一見簡単そうな動作でも、美しい姿勢を維持するのは実はとても難しい」と語る。


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