G20エネルギー大臣会合が29日に北京で開幕した。人民日報が伝えた。
開幕式に出席した張高麗副総理(中共中央政治局常務委員)は挨拶で「G20エネルギー大臣会合の各制度を拡充、整備し、国際エネルギー協力を強化し、広範囲で深いレベルの高水準な開放・共有の新構造を創始する必要がある」と指摘し、次の点を挙げた。
(1)エネルギー発展経験交流のコミュニケーション・プラットフォームを築き、カバーする領域が広く、代表性が強いというG20の特徴を十分に発揮し、意志疎通を強化し、理解を深め、世界のエネルギーのインクルーシブな発展を実現する。
(2)エネルギー技術革新の成果を共有するプラットフォームを築き、世界各国の地域的制約を打破し、再生可能エネルギー、クリーンコールなどの先進技術を共に分かち合う。
(3)エネルギー生産能力協力の発展プラットフォームを築き、強みによる相互補完と共同発展によって、世界のエネルギー供給確保能力を強化する。
(4)エネルギーインフラ・コネクティビティのリンクプラットフォームを築き、国際エネルギー通路の安全を共同で守り、地域の経済発展とエネルギーサービスの水準を高める。
(5)グローバル・エネルギーガバナンスのオープンプラットフォームを築き、互恵・ウィンウィン、オープンで包摂的、公平で秩序ある新型のエネルギーガバナンス体制の構築を推し進める。
(編集NA)
「人民網日本語版」2016年6月30日
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