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日本と韓国のファン経済の実情は? (2)

人民網日本語版 2016年08月15日08:46

韓国:アーティストとファンが触れ合えるアプリ

「ファン経済」と言うと、アイドルグループが多い韓国を忘れてはいけない。韓国のエンターテインメント産業やファングループは既に成熟したスタイルを確立しており、韓国のエンターテインメント団体やグループは皆、オフィシャルファンコミュニティを有している。

韓国で上位10位に入っているオフィシャルファンクラブの会員費は約25万ウォン(約2万2500円)で、入会費は2万ウォン(約1800円)程度だ。アイドルグループは正式にデビューする前に、所属事務所と共にオフィシャルサイトで会員の募集を始める。そうすることで、アイドルグループがデビューすると同時に、ファンも応援でき、すぐに人気となるよう弾みをつけることができる。

韓国最大のポータルサイトのNaverは、K-POPアーティストたちのライブ配信を視聴できるV アプリを打ち出している。ファンはスマホを通して、自分の好きなアーティストを検索し、そのフォロワーになることができ、、アーティストの動画が視聴できるほか、「いいね!」を送って応援したり、コメントを送ってアイドルとの触れ合いを楽しんだりできる。同アプリでは、動画に送られた「いいね!」の数を基に、各アーティストの「親密指数」が公表され、親密指数の高いアーティストはさらにランクの高いサービスを利用できるようになっている。

韓国のほとんどのアーティストは現在、V アプリに自分のホームページを開設している。同アプリを通して、ファンはアーティストの放送予定を事前に確認できるほか、製作済みの以前の動画も視聴することができる。韓流は東南アジアで大きな影響力を誇るため、 V アプリの動画は多言語の字幕も提供しており、V アプリに参入する東南アジアのアイドルたちもいる。ファンは同アプリを通して、アーティストの普段の様子を知ることができるほか、アーティストもファンとさらに距離を縮めることができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2016年8月15日


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