見所5 グロテスクなだけでなく人間性も描写
人の顔が割れてパラサイトに変身するシーンやパラサイトが人間を攻撃するシーンは非常にグロテスクではあるものの、それだけが特徴ではなく、人と環境、人と後世などのテーマが描かれている。特に、女優の深津絵里が演じる田宮良子が我が子をかばって銃殺されるシーンは涙を誘う。
原作をよく知る人なら、「寄生獣」では、「正体不明の生物の出現に、人々は恐怖に陥り、それと闘う方法は、暴力によってその生物を滅ぼすしかないと考えるのが普通かもしれないが、食物連鎖の頂点に立つ人類は強大な武力以外に、『愛』を通して、怪物を感化することもできる」ということが描写されていることが分かるだろう。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月7日
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