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中国の書店が不況、独自路線で活路を開けるか? (2)

人民網日本語版 2016年09月12日09:41

芥子書屋は2013年1月に正式に西街でオープンした。「本を1冊寄付すれば、書店内のすべての本をずっと無料で借りられる」という方法で、これまでに3万冊以上を集めている。

芥子書屋の会員数は800人以上で、8歳から80歳まで様々な年齢層の人がいる他、台湾地区やシンガポール、マレーシアなどの読者も少なくない。この書店は主に、文化サロンや読書会などの開催、それから飲み物や文化製品の販売により売上を得ている。

呉氏は「当店はまだ黒字化を実現していないが、経営を続けていきたい。経営を維持できているのは、メディアの宣伝のおかげだが、実店舗も理想的なモデルチェンジを実現できるはずだ」と話す。

暁風書屋の経営者、許志強氏も「暁風書屋の一部店舗の閉店は、店の条件に限りがあり、改築によるモデルチェンジが不可能だったためだ。現在は新華書店やファッションブランドと交渉し、書籍の種類と新たな経営モデルを追加する可能性がある」と話している。

国は書店への助成を強化し続けている。福建省は2015年に「福建省書店実店舗助成金」を設立した。呉氏らは政府が関心を強めるほか、多くの新型書店が登場することを願っている。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年9月12日


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