推理小説「Jade Dragon Mountain」
米国人作家のエルザ・ハート氏による清朝を舞台にした初の推理小説「Jade Dragon Mountain」はその出版から現在に至るまで、清代康熙年間に麗江古城で推理を繰り広げるというストーリーが米国で高い評価を受けている。参考消息が伝えた。
米国のボイス・オブ・アメリカ(VOA)ウェブサイトによると、同作品はミステリアスでスリリングなストーリー展開と中国の古代史を知るきっかけにもなるという点で、西洋の読者から高い評価を受けているということだ。ハート氏は今月、シリーズ2作目となる「The White Mirror」も発表している。
「Jade Dragon Mountain」は主人公の京城翰林院の学士である李杜が朝廷から流罪を言い渡され、長く苦しい旅路を経て麗江古城にたどり着くところから始まる。彼は辺境の小さい町に旅人や兵士、商人、外国人宣教師があふれ、にぎわう様子を目にして驚く。そして康熙帝の行幸を一目見ようとする人々で賑わうちょうどそのタイミングでイエズス会の宣教師が殺害される事件が発生するが、この地に住む人々はそれぞれ秘密を抱えており、李杜はこのまま流転を繰り返し放浪しつづける一生を送るのか、この地に留まり真相を突き止めるかという選択を突きつけられることになる。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn