ちなみに中国人海外旅行者に人気の旅行地は、日本、韓国、タイ、シンガポール、英国、フランス、ドイツ、イタリア、米国、オーストラリアなどだ。
さらに、同報告によると、ほとんど全ての中国人旅行者が海外旅行に行った際にショッピングをするという。海外では良質なものを安く購入できるというのがその主な理由となっている。商品の種類が豊富かどうか、ショッピングの場所が便利かどうかということに関して中国人海外旅行者は最も重視しており、その次に商品のコストパフォーマンスに注目する。中国人旅行者が海外でショッピングする際は、免税店や大型デパート、もしくはショッピングセンターに真っ先に向かう。それらに次いで商店街やディスカウントショップ、アウトレットモールが人気だ。購入するものとしては記念品や化粧品が最多で、次いで日用品、ぜいたく品、衣料品、靴・帽子などのアイテムの順となっている。また、調査によると、中国人旅行者の一人当たりの平均消費額は10344元(約15万7千円)。6割の旅行者が旅行中に、1日ほどで全ての買い物を済ませるという。
さらに、7割の中国人海外旅行者がビザ申請の条件緩和や手続きの簡略化、提出書類の減少、ビザ手続き時間の短縮を望んでいるという。それらに次いで中国人海外旅行者が望んでいるのが、ビザ免除、アライバルビザの適用、トランジットビザ免除、ビザ申請費用の免除や減額となっている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年9月23日
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