最近、リオ五輪組織委員会が権限を授与されて行うオンラインのオークションが、世界中で高い関心を呼び起こしている。新華社が伝えた。
同委の公式サイトには「物品オークション」のリンクがあることに気付くだろう。リンク先のページでは、聖火ランナーのトーチ、選手がメダルを授与された時にもらったマスコット、メダルを授与した台など、あらゆる物品がオークションにかけられている。すでに終了した分で落札額が最も高かったのは、聖火の最終ランナーとなったブラジルのマラソンのバンデルレイ・デリマ選手が点火したトーチで、21万6千レアル(約672万2千円)の値が付いたという。
同サイトの管理人によれば、中国人の買い手がオークションで活発な動きをみせており、女子バレーボール決勝戦で使われたボールを7万元(約106万円)で競り落とした人もいるという。これはデリマ選手のトーチに次ぐ落札額だ。
オークションサイトは今年12月31日まで開設され、1万5千点がオークションにかけられる予定だ。オークションの売上は主に同委のものとなるが、物品を提供した選手や個人にも一定の割合で還元されることになっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年9月24日
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