日本メディアがこのほど、北京出身で今年5月に日本国籍を取得した松本亜弥華選手(26)を、2大会連続で五輪メダル獲得を狙うバレーボール女子日本代表の「救世主」と紹介した。身長1メートル88の松本選手が、2016年のリオデジャネイロ五輪で中国の前で大きく立ちはだかるかもしれない。華西都市報が報じた。
1988年生まれの松本選手の中国名は王亜辰。両親もバレーボールの中国代表だった。松本選手は、異色の経歴の持ち主で、米国のジェファーソン大学に留学し、全米大学選手権でMVPを獲得。卒業後は日本のチャレンジリーグ(四国、仙台)でプレーした。昨季からプレミアリーグの上尾メディックスに在籍していたが、外国人枠で試合には出られなかった。