英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は21日、2016-2017年「世界大学ランキング」を発表した。英オックスフォード大学が昨年の覇者・米カリフォルニア工科大学を抜きトップの座を奪い、米国の大学が首位に君臨し続けた12年間の歴史が幕を閉じた。中国の大学では、北京大学と清華大学がトップ50校入りを果たした。新華社が報じた。
ランキングによると、上位8校は全て、英国と米国の大学が占めた。上位3校は順に、オックスフォード大学、カリフォルニア工科大学、スタンフォード大学。米国の大学は依然優勢を保ち、上位10校のうち7校を、上位20校では16校を独占した。
同ランキングに名前が挙がった世界980大学のうち、アジアの大学は290校、うち19校がトップ200に入り、その数は昨年より4校増えた。アジアのトップはシンガポール国立大学で、世界ランキングは第24位。
中国大陸部でランクインした大学は計52校で、うち14校が初めてランクインし、4校が上位20校に入った。昨年と比べ、北京大学は第42位から第29位に、清華大学は第47位から第39位まで、それぞれ躍進した。中国科技大学は第153位、復旦大学は第155位。このほか、中国大陸部では、南京大学、上海交通大学、浙江大学が上位400校に入った。
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