近年、スコットランドに旅行へ行く中国人が激増している。現地では、観光に訪れた中国の富裕層から中間層に満足の行くおもてなしを提供できるかについて検討会や講習が行われた。そして調査を経て、アメリカ人やロシア人と比べ、中国人旅行客は消費が最も多いことが判明した。環球時報が英国タイムズの報道を引用して伝えた。
スコットランド国際発展局旅行部門の責任者グレハム・ホワイト氏は、「旅行客が満足するおもてなしを提供するために、現地企業は様々な小さなことから取り組んで行くことが可能だ」と語った。彼は、お茶やコーヒーといったサービスだけでなく、カップラーメンの提供をホテル側にアドバイスしている。「中国人旅行客にカップラーメンのサービスを提供するのは、比較的実用的な方法である。我々がこの挑戦を余儀なくされたのは、中国人旅行客がスーパーで即席ラーメンを購入し、ホテルの部屋の電気ポットで煮ていたという報告を受けたからだ」と現状を語った。もし、部屋の中に、カップラーメンがあったら、「中国旅行客は大変喜んでくれるだろう。それにホテルの経営者が時間をかけて電気ポットを洗う手間も省ける」と語った。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年9月26日
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