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中国人観光客、消費額の高い個人旅行なら韓国より日本好む傾向

人民網日本語版 2016年07月29日08:53

今年第一四半期(1-3月)、 中国人の個人旅行の目的地としては、韓国よりも日本の方が人気だった。新華網が韓国紙「中央日報」のサイトの報道を引用して報じた。

米大手総合情報サービス会社・ブルームバーグと中国海外旅行研究所(COTRI)が25日に発表した統計によると、同期に個人旅行で日本を訪れた中国人は91万3000人、個人旅行で韓国を訪れた中国人は73万5000人と、日本のほうが24%多かった。昨年同期は、韓国を訪れた中国人が67万人、日本を訪れた中国人が45万3000人と韓国のほうが47.9%多かったため、今年は大きく逆転したことになる。

この1年間で個人観光客が、日本は前年比101.7%と大幅に増加しているのに対し、韓国はわずか9.6%の増加にとどまっていることについて、業界関係者は、「アベノミクスによる円安や日本政府の個人観光客を対象にしたビザ発給条件緩和などの致策の影響を受けた」と分析している。

中国の低価格ツアーに存在する問題を指摘する声が高まる中、個人旅行において日韓逆転現象が起きており、韓国の観光業界にとっては赤信号点灯となっている。昨年、個人旅行で韓国を訪れた人の1人当たりの平均消費額は2483ドル(約26万円)で、ツアーで訪れた人の1615ドル(約17万円)より868ドル多かった。また、ツアー客と比べると、個人旅行者が滞在する期間も長かった。

ただ、ツアー客を含めた観光客の全体数では、韓国が依然として日本を上回っている。統計によると、今年第一四半期、韓国を訪れた中国人ツアー客は計93万5000人で、73万5000人だった日本を上回った。 (編集KN)

「人民網日本語版」2016年7月29日

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