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親子旅行がトレンドに 3~4割占める (2)

人民網日本語版 2016年09月30日08:49

よく子どもを連れて旅行に行くという人によると、10日間の長距離親子旅行に出かけた場合、一日の睡眠時間を9時間とすると、残りの15時間は心身共にすべてを子どもに注ぐことになる。合計150時間の密度の高い時間は、普段の子どもと過ごす時間の約1カ月分に相当する。旅先の慣れない環境の中で、子どもの両親への依存度は高まり、親子関係を深めやすい。子どもの安心感と環境への適応力が大いに高まり、子どもの将来の性格形成にも大きなメリットがあるという。

データによると、親子旅行の組み合わせは、7割以上が両親が子どもを連れて出かけるパターンで、母親が子どもを連れて出かけるパターンは父親が連れて出かけるパターンを大幅に上回る。親子旅行に行く時期は冬休みと夏休みに集中し、夏休みが最も多い。携程旅行のデータでは、7~8月の親子旅行の割合は1~2月を15ポイント近く上回る。夏休みの2カ月間のうち、7月下旬から8月上旬が例年最も旅行熱が高まる時期だ。

注目されるのは、親子旅行の消費力が高いこと、またはっきりした上昇傾向を示していることだ。データをみると、昨年の海外親子旅行の支出では、5千元(1元は約15.2円)以上が50%を超えた。昨年の国内親子旅行の支出は平均5千元以下が90%を占めたが、2千元以下の割合も14年の60%から49%に低下し、2千~5千元は14年の35%から15年は46%に上昇した。

携程旅行の関連責任者は、「こうした現象は、国内観光客の収入と生活水準の高まりをある側面から説明するものだ。親子旅行商品の質への要求が持続的に高まっており、このことは旅行支出の持続的上昇という状況に端的に現れている」と指摘する。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年9月30日


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