中国商務部(省)の沈丹陽報道官は20日、北京で定例記者会見を行い、1-8月期、中国国内の投資者が、世界の約160の国や地域の企業約6000社に、非金融系直接投資を実施したことを明らかにした。うち、「一帯一路(the belt and road)」沿線国の請負工事が急速に成長しているという。同期、中国企業が「一帯一路」関連の61カ国で新たに調印した請負工事契約の数は約4000件で、契約額は前年同期比28.3%増の698億2000万ドル(約6兆9820億円)に達した。これは、同期の中国の対外請負工事契約額の52.6%を占めている。中国経済網が報じた。
沈報道官によると、同期、中国国内の投資家が世界の約160の国や地域の企業約6000社に非金融系直接投資を実施し、対外直接投資額が前年同期比53.3%増の累計7751億2000万元(約11兆6268億円)に達したという。8月だけを見ると、対外直接投資額は前年同期比13.4%増の1005億2000万元(約1兆5078億円)だった 。
また、同期、中国の対外請負工事業務の営業収入は前年同期比1.5%増の5909億元(約8兆8635億円)だった。新たな契約額は前年同期比6.2%増の8717億元(約13兆755億円)だった。8月だけを見ると、売上高が前年同期比32.9%増の129億2000万ドル(約1兆2920億円)で、新たな契約額は前年同期比25.3%増の187億9000万ドル(1兆8790億円)だった。
そのほかに、同期、中国が海外に派遣した各種労働者は30万6000人。8月だけを見ると、3万5000人を派遣した。8月末の時点で、海外で働く各種労働者は、97万9000人となった。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月28日
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