出かける習慣
西洋人と比べると、日本人は散歩やサイクリングをより好む。
各国の100人ごとの平均自転車所有台数で比較しても、日本は世界で上位にランクインし、中国の順位を上回っている。
また、日本ではタクシーでの移動は非常に高額のため、いくら時間がかかったとしても、お金を節約するために歩くのが便利な移動手段だと考えられている。
そして自転車はほとんどの日本人が乗り慣れている乗り物だ。自転車は移動手段の第一候補として考えられており、学生は通学に使い、サラリーマンは電車や地下鉄の駅まで使ったり、主婦は子どもの幼稚園への送迎や買い物などに自転車を使う。
【長い通勤時間】
日本のサラリーマンは毎日の通勤時間が比較的長い。大量の人々を運ぶ交通手段が発達していることに加え、毎日歩いたり、電車に乗ったり、自転車に乗ったりして移動する時間が1-2時間にも上る。日本の過去の調査によると、平均通勤時間が長いほど、椎間板の疾病にかかるリスクは低くなるという。その原因は体が揺れる電車の中でバランスをとろうとするため、無意識のうちに体が鍛えられ、カロリーの消費量が上がるからだ。
【政府が法律を定める】
2008年4月、厚生労動省が正式に「特定検診・特定保健指導」の制度を実施し、法律による規定を公布した。これにより、地方自治体と企業は、毎年従業員が健康診断する際に、40-75歳の従業員のウエストを厳密に測定しなければならない。男性のウエストは33.5インチ(85センチ)、女性のウエストは35.4インチ(90センチ)を超えてはならない。これは、国際糖尿病連合が2005年に発表した数字で、このウエストの数値以内なら、健康な体であるとしている。
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