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第13次五カ年計画、中国が世界極地強国水準に

人民網日本語版 2016年10月28日13:26

国家海洋局極地探査弁公室副主任の呉軍氏は27日、「中国極地科学学術年次総会2016」に出席した際に、第13次五カ年計画期間(2016-20年)の中国の極地科学探査の目標について「中国の極地活動における能力、事業能力、ガバナンス能力を次の段階に押し上げ、世界極地強国水準に初歩的に達する」と語った。新華社が伝えた。

2015年までに、中国極地探査は極地観測船「雪竜号」と5つの基地(南極の長城基地、中山基地、崑崙基地、泰山基地、北極の黄河基地)を整備した。南極探査を32回、北極探査を7回、黄河基地探査を13回実施し、現場の探査に延べ6500人以上が参加し、国際ガバナンス・協力に参与した。また、極地特別プロジェクト、国際極地イヤー中国行動計画などを実施し、高水準の科学研究成果を手にした。

国家海洋局副局長の林山青氏は、第13次五カ年計画の初年度である2016年に、極地探査・研究で幸先いいスタートを切ったと説明した。▽第32回南極科学観測、第7回北極科学観測を順調に実施し、固定翼機「雪鷹601」の南極試験飛行に成功した。▽中国―アイスランドオーロラ観測台が竣工した。▽「極地環境総合探査・評価」特別プロジェクトが、中国財政部(省)から支援を受け、「極地環境観測・探査重要技術及び装備の開発」などの重点研究開発特別プロジェクトが中国科学技術部から許可された。▽中国海洋学会極地科学分会が正式に設立された。

また、新型極地観測砕氷船の建造が、年末に開始する予定だ。これにより極地科学観測に新たな活力を注ぐことになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年10月28日

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