中国第7次北極科学観測隊は78日間の観測任務を無事完了し、彼らが乗船した極地観測船「雪竜号」は26日午前に上海に到着した。新華網が伝えた。
観測隊は7月11日に出発。ベーリング海、チュクチ海、カナダ海盆、チュクチ海台、北極海高緯度海域、メンデレーエフ・リッジなどを経由し、任務を無事完了し上海に帰港した。航行距離は1万3000カイリ以上、北は北緯82度52分59秒にまで到達した。今回の科学観測では、海洋総合観測点84カ所で作業を実施。観測内容には物理海洋、海洋気象、海洋地質、海洋化学、海洋生物が含まれる。北極海の水文・気象、海洋化学、海洋生物・生態などの要素の分布と変化の法則を系統的に把握し、北極地方の環境・気候などの総合評価に基礎的資料をもたらした。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月27日
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