中国中車長客股フン公司(フンはにんべんに分)が8日発表した情報によると、同社が開発した中国標準高速列車「CRH-0503」が、乗客を乗せた2ヶ月以上の試験運営を終え、正式に60万キロの運営テストに合格した。同車両は間もなく、量産化の段階に入るという。中国新聞社が伝えた。
同車両は先頭部分が黄金に塗られた新型高速列車で、けん引、ブレーキ、台車、車体などの13の重要システムが、中国が独自に制定した「中国標準」を満たした。機能・指標などの面で欧州と日本の標準を上回り、完全に独自の知的財産権を持つ。
同社は2012年に中国標準高速列車の開発を開始し、2014年9月にプラン設計を完了。2015年6月に組立を終えた。同車両は2016年6月にすべての型式試験に合格した。中国標準高速列車(2列)は7月、時速420キロですれ違う試験を終えた。これは実際に運行中のレール上で行われた、世界初の高速列車のすれ違い試験となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年11月9日
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