「模擬挙式」にて母親に指輪をはめる息子(撮影・盛偉)。
「模擬挙式」で礼服に身を包んだ鄭涛さん一家(撮影・盛偉)。
12日午前、浙江省衢州市の衢州市民広場にて、模擬挙式が行われた。主役は、末期ガンを患った母親とその3歳の息子だ。20年後、息子の結婚式に参加するというシチュエーションで行われる。母親の鄭涛さん(28)は同市の看護師だ。2015年3月13日に肺ガンのステージIV(末期)と診断され、現在薬で延命治療をしている。可愛くてわんぱくな我が子をみて、彼女はついつい、息子がかっこいいタキシード姿で美しい花嫁を迎え、指輪をはめる姿を一目見たいと強く願うようになった。病院の幹部はこのことを知り、模擬挙式を開き、20年前倒しで息子の結婚式を体験させ、彼女の願いを叶えたのであった。銭江晩報が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年11月15日
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