世界的に有名なコンサルティング会社のフロスト&サリバンはこのほど、「世界科学技術すう勢報告書2017」を発表した。同報告書によると、中国は来年「スーパーロボット」大国になるとしている。ロボットの密度などの面で、中国はまだ一部の先進国に遅れているが、すでに世界最大のロボット市場になっていると分析している。科技日報が伝えた。
国際ロボット連盟(IFR)が今年10月に発表した報告書によると、2015年の世界産業ロボット販売台数は、前年比12%増の24万8000台にのぼる。中国の産業ロボットの販売台数は通年で6万6700台に達し、世界の4分の1以上を占める。中国は2013年より3年連続で世界最大の産業ロボット消費市場になっている。
業界関係者は、中国がこの地位を今後10−15年維持すると予想している。現在の目標によると、中国は2020年に通年の生産台数を10万台生産し、リーディングカンパニーを3社以上輩出する。そうすれば、中国は世界10大工業自動化国の仲間入りを果たすことになると言われる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月8日
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