成都の高三担当教員が作った「スタンプ式回答用紙」、ネット上で人気に (2)

高校3年6組の授業で課題を与える鄭建さん

「動物のホルモン調節」に関する知識を問うクラス試験では、答案用紙は全て漫画仕立てとなっており、主人公の「独身の汪さん」をめぐるストーリーが展開、生物の知識問題で空欄を埋めるようになっている。生徒たちは、この答案用紙を見るなり大いに喜び、先週すぐにやり終えたと口々に話した。クラスメートのほぼ全員が、「このようなスタンプが登場する答案用紙は大歓迎」としており、すこぶる評判が良い。

出題者は、成都市二十中学・高校で高三の生物を担当する鄭建さんだ。鄭建さんは、「高三生が直面するプレッシャーは極めて大きい。このようなユーモラスな答案用紙によって、彼らがテストから受ける緊張感が少しでも緩和され、彼らの興味をさらに引き出せたらと願っている。これは、知識を問うクラス試験の一つに過ぎず、これをやり終えれば、この特定の知識について、従来形式の試験問題を解く下地となる」と説明した。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年12月20日