世界自然保護基金(WWF)は19日、2015年に大メコン圏(GMS)で163種の新種生物を発見したと発表した。両生類が9種、魚類が11種、爬虫類が14種、哺乳類が3種、植物が126種となる。新華社が伝えた。
ラオス北部のカルスト地形の石灰岩から見つかった、頭と首のうろこが虹色の蛇とタイ・プーケット島で見つかったトカゲが最も注目を集めた。後者の後頭部には角が生えており、伝説の竜に似ている。また科学者はカンボジアやベトナムで、体が小さく指先に乗せられるカエルを発見した。
大メコン圏には、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国の雲南省が含まれ、驚異的な生物多様性を誇る。WWFの統計データによると、同地域で1997年から2015年の間に2409種が見つかっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年12月22日
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